文教委員会。今日はまず教育庁への質疑。予算や新たな計画策定について議論しました。
私は主に次の三つの点について質問しました。
1)今年度、初めて実施された、都立高校生と教員が二泊三日で東北の被災地に防災キャンプに行き、現地の学生や人々と交流する事業について。これは、震災から6年が経ったからこそ、現地も受け入れられる環境ができたこと、また、あの被害を風化させないことなど、高校生の防災意識を高めることに有効な事業です。
2)特別支援学校の施設整備を充実させることについて。防災面はもちろん、肢体不自由児の親御さんから要望のあった、プールの水温調整と、水深の調整が出来る機能を備えていきます。また、パラリンピックに向けて、特別支援学校を障害者スポーツの拠点として地域にも開放すべく、必要なバリフリや設備を充実させます。
3)教育現場を支える校長や副校長など管理職の仕事量を見直すため、経験者などを配置したり、管理職試験を受けられる幅を広げたり、処遇改善をします。地域が子供たちのために熱心だったり、地域と学校の連携が強いほど、土日や夜など、様々なイベントや防災訓練、商店街の会合などで、校長先生や副校長先生にお会いしますもんね。人員を確保して、本当に必要な仕事に、管理職が集中できる環境をつくることが、安定した学校経営や子供たちへの指導につながります。