街に出ると本当にいろいろな方とお会いできます。よく出るのが、「あんりちゃん、2020年はもうすぐだね。二回もオリンピックが見られるなんて幸せなことだ。」と、オリンピック・パラリンピックのお話。リオから東京へと引き継がれた五輪の旗が杉並に来たこともあって、徐々にですが、皆さんの関心が高まってきたことを感じます。
私は、東京オリンピック・パラリンピックを、誰もが助け合って暮らす「共生社会」への第一歩にできたらすばらしいと思っています。オリンピック・パラリンピック教育も始まりました。その目標は、ボランティア精神の醸成、障害者理解の促進、スポーツ志向、日本人としての自覚と誇り、豊かな国際感覚の習得の五つです。子供たちが豊かに育つ一助となってほしいと思います。
特にボランティア精神の醸成と、障害者理解の促進は、共生社会の実現に不可欠です。未来の東京を担う子供たちが、障害を理解し、障害のある人に手を差し伸べられる大人に成長してもらえるような教育を、充実していきたいと考えています。